10月31日に投開票がおこなわれた衆院選の開票結果を生放送するTBSの選挙特番「選挙の日 2021 太田光と問う!私たちのミライ」が同日夜に放送され、ホストをつとめた爆笑問題の太田光(56)の発言や態度に批判の声があがっている。
番組は当日、当落の結果を受けて中継がつながった各党の代表や候補者らと太田が議論する形で進んだ。しかし、その中で数々の“失言”や態度の悪さ、ぐだぐだ感などが目立ち、視聴者などからはSNS上で批判の声が相次いでいた。
当落判明前の甘利明氏に「御愁傷さま」
たとえば、自民党の甘利明(前)幹事長とは開票の直後に中継で議論し、「お元気そうじゃないですね」「これもう戦犯ですよね?」など攻めの姿勢で言葉を浴びせ続けた。そして、まだ当落の決定していない段階で「ハッハッハ、ご愁傷さまでした」などと嘲笑。これには、自民党の支持者はおろか、無党派層や野党支持者からも「気分悪い」「あれはない」などと批判の声が多くあがった。
妻で所属事務所「タイタン」社長の太田光代氏は自身のTwitterで、この「御愁傷さま」発言に対して、「ご愁傷様は、おきのどくさまです(の意味です)」と夫を擁護。しかし、続けて「アーリン帰宅したら怒ります」とお灸を据えることも宣言した。
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皆さまのご指摘。ご愁傷様についてです。
この言葉。決して悪い言葉ではありません。ご愁傷様は、おきのどくさまです。です。漢字でもご理解いただけるように。
ご愁傷様です。これは、心を慮りのゆえです。が、アーリン帰宅したら怒ります。
あちらも言葉のプロで、夫婦喧嘩になりますね。— 太田光代 (@ota324) October 31, 2021
また、光代氏は「少なくとも馬鹿ですよ。芸人は」「政治家は?政治家の人に。私は礼節を重んじます。とか聞いたことないですよ。やっぱり馬鹿じゃないと出来ないのでは無いかと思います。馬鹿は褒め(言葉)」と持論を展開した。
アーリンに礼節など無理です。ただ、皆さんは礼儀正しく美しく。生きているのですか?
そんな人は芸人出来ません。
少なくとも馬鹿ですよ。芸人は。
政治家は?政治家の人に。私は礼節を重んじます。とか聞いたことないですよ。
やっぱり馬鹿じゃないと出来ないのでは無いかと思います。馬鹿は褒め。
— 太田光代 (@ota324) October 31, 2021
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山本太郎氏に「あんた」「まどろっこしい」
一方、夫の太田光は、れいわ新選組の代表で今回の衆院選にて比例当選し初の衆院議員となった山本太郎(46)との中継でも「バトル」を仕掛けた。
日本の財政出動に関する質問を投げられた山本は「自国通貨建の話をしますね」「昔は金本位制だったが今は…」と話しはじめた直後、太田が「まどろっこしいからさ」と会話を途中で遮断。山本は「ごめんなさい、まっどろっこしい話を説明しないと…」とまだ会話を続けようとしたが、太田は「時間がないからさ、あんたもテレビやってたんだからわかるでしょ?」と“あんた”呼ばわりで会話を再び遮った。山本が始終「敬語」で通していたのとは対照的に、太田の言葉遣いや態度の悪さが目立った。
そんなやりとりにイラッとした山本は「質問が雑すぎるんですね」と太田に苦言を呈すと、太田は「いや、雑すぎるんじゃなくて、なんでそんなに自信が持てるのかって言ってるの」と、これまたデカイ態度で聞き直した。
山本は「たとえば、考えてみてください。2020年度に112兆円新規国債発行しました、補正予算で。それによってこの国は崩壊しましたか?」と太田へ逆質問。
すると、太田は「たとえばさ、外国に対する円の信用、株の信用がなくなったら、暴落することもありえるんじゃないの?外国に、日本は借金返さない国だって信用失ったらどんどんどん落ちちゃうこともありうるんじゃないの?その可能性は考えないの?1ミリも」と返した。
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それに対して山本は「ごめんなさい、日本円という通貨を持っている、変動相場の中にある国は、財源が足りないときには増やせるんですよ。上限はあるんですよ、金額の上限じゃなくてインフレ率なんですよ。その範囲の中であればお金は使える、当たり前の話なんです。いま世界で常識、アメリカで600兆円出してる」と答えると、太田は「んー、世界の常識っていってもさ。原発(事故)のときも、これが世界の常識ってみんな言ってたわけじゃない。もっとざっくりした話をしてるんですよ」と言い終えたところで山本との中継が切れた。