都内にある古き良き日本。200年前の古民家「大沢の里」でタイムトラベル

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2019/11/18

近年、日本を訪れる外国人旅行者に人気のスポットのひとつに、「古民家」があります。

なかでも人気なのが、古民家を改装した「古民家宿」で、都内にもそうした宿が増えてきているそう。

しかし、古民家をモチーフにした、あるいは改装した宿というのは部屋数が少なく、1日に宿泊できる人数に限りがあり、旅行の日程と宿が空いている日が合わない場合も多いというのが実状です。

気軽に体感できる日本文化と古民家

峰岸家の母屋。左側に水車小屋があります。image by:梅原慎治

そうしたなかで、よりリアルな古民家や日本文化に触れることのできる場所のひとつとして、東京都三鷹市にある「大沢の里」が人気を集めています。

ここは緑と水に囲まれた昔ながらの田園風景の中に、「しんぐるま」と呼ばれる水車小屋と古民家が再現された施設で、農村の原風景を写し出した施設。

水車を復元する様子。直径4.6mもあるそう。image by:梅原慎治
組木構造の歯車。殆ど芸術品ではないかと思うほどの精巧さです。image by:梅原慎治

水車小屋では、いまではほとんど見ることのできない巨大な水輪(水車)や、木製の動力伝達機構(カラクリ)を見ることができます。

また、直径1mもあろうかという巨大で精巧な木製の歯車は、ほかの国では見ることのできない“芸術品”として、一見の価値を持っています。

古民家。復元によりきれいな佇まいをしています。屋根は伝統的な銅葺。image by:梅原慎治
山葵田。林の下にある石垣に湧水が流れており、それを利用して山葵栽培を行っていたそうです。image by:梅原慎治


古民家のゾーンには、伝統的な平屋と都内ではめずしい山葵田が広がっており、日本家屋の造りを学ぶこともできます。また、さまざまなイベントも開催されていますよ。

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