2021年のベストセラーになった『人は話し方が9割』という本をご存知でしょうか?その続編が発売されたということで早くも話題になっています。今回の無料メルマガ『毎日3分読書革命!土井英司のビジネスブックマラソン』で紹介されているのは、『人は聞き方が9割』。え?話し方じゃないの?と思ったかもしれませんが、読めば納得の一冊となっています。
年間ベストセラー1位!待望の続編⇒『人は聞き方が9割』永松茂久・著 すばる舎
『人は聞き方が9割』
永松茂久・著 すばる舎
こんにちは、土井英司です。
本日の一冊は、2021年年間総合ランキング1位に輝いた、『人は話し方が9割』の待望の続編。著者は前作と同様、実業家・講演家の永松茂久さんです。
※ 参考:『人は話し方が9割』
『人は話し方が9割』って言ってたのに、今度は『人は聞き方が9割』っておかしくないか?とツッコミが来そうですが、じつは「話し方」のなかで極めて重要なのが「聞き方」という位置づけです。
なかなか上手いですね(笑)。
前著は、話し方のメンタル面にフォーカスした良書でしたが、今回もまた、聞き方が相手のメンタルに与える影響についてよく書かれています。
相手に安心感を与える聞き方、好かれる聞き方、嫌われない聞き方、相手をノセる聞き方…。
良い場作りのための「聞き方」の極意がまとめられていて、今回も勉強になりました。
なかでも「魔法の傾聴」と「嫌われない聞き方」の解説部分は必読です。
人は基本、話したがる生き物ですが、本来は聞くことによって人間関係を構築することができる。そういう意味で本書は、ネットワーク作り、場作りの本でもあると言えるでしょう。
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