特殊詐欺検挙、最多7424件 被害額285億円―犯罪白書

2021.12.24
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by 時事通信


法務省が入る中央合同庁舎第6号館=東京都千代田区

法務省が入る中央合同庁舎第6号館=東京都千代田区

 法務省は24日、2021年版の犯罪白書を公表した。20年のオレオレ詐欺など特殊詐欺の検挙数は7424件で、統計を開始した04年以降最多となった。実質的な被害額は約285億円。検挙人員の約7割を若年者層(30歳未満)が占めた。
 同省によると、特殊詐欺は03年夏頃から目立ち始め、手口の巧妙化・多様化が進んできた。20年の認知件数は、オレオレ詐欺(6407件)、キャッシュカード詐欺盗(2850件)、架空料金請求詐欺(2010件)の順に多く、被害者の85.7%が高齢者(65歳以上)だった。(2021/12/24-10:37)

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