京大教授が暴露。元旦「朝生」CM中に立憲・小川淳也議員が口走った激しい言葉

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先日掲載の「竹中平蔵の起用は“逆走”だ。京大教授が指摘する岸田首相『決別』のウソ八百」で、目玉政策として「新しい資本主義」を掲げたにもかかわらず、竹中平蔵氏を首相直属委員会のメンバーに任命した岸田氏を強く批判した、京都大学大学院教授の藤井聡さん。しかし年明け早々出演した討論番組で、その竹中氏と「共闘」する事態となってしまったようです。藤井さんはメルマガ『藤井聡・クライテリオン編集長日記 ~日常風景から語る政治・経済・社会・文化論~』で今回、そのような展開となってしまった顛末を紹介。さらにオンエアされなかったCM中の論敵との会話もリークしています。

【関連】竹中平蔵の起用は“逆走”だ。京大教授が指摘する岸田首相「決別」のウソ八百

(この記事はメルマガ『藤井聡・クライテリオン編集長日記 ~日常風景から語る政治・経済・社会・文化論~』2022年1月1日配信分の一部抜粋です)

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「朝まで生テレビ 元旦スペシャル」で浮き上がった緊縮・改革派に次ぐ新しい反日勢力「人新世」派と「反積極」派

新年、あけましておめでとうございます。

今年の元旦は年明け早々から、『朝まで生テレビ 元旦スペシャル』に登壇し、コロナの問題、経済の問題について、タップリ討論致しました。

これで三度目の朝生となりましたが、今回は4時間という拡大枠ということもありこれまで以上にしっかりと議論できたように感じました。この機会を作っていただいた田原総一朗さん、スタッフ、共演者の皆様に心から感謝申し上げたいと思います。

今回の議論が円滑に進んだ一つのポイントに、冒頭で、各登壇者が一番大切だと思う論点を、フリップをそれぞれ出して数分かけてしっかりお話しした、という点がありました。当方はその「フリップトーク」では、「世界唯一のデフレ国家からの脱却」というキーワードの下、各パネラーが言及した経済復興・競争力強化・賃金向上といった目標を実現するためにこそデフレ脱却が必要であり、そのためには「緊縮が必要だ~」「兎に角改革しろ~」という二つの「固定観念」の打破が不可欠だとお話し差し上げました。

その後、本格的な議論に突入していくのですが、当方は当初、「竹中平蔵」氏と対立する展開になるのではないかと……想定していました。

しかし…蓋を開けて見れば驚くべき事に、竹中氏とは対立するよりもむしろ、融和的に議論する局面が大半を占める結果となったのです!

なぜこうなったのかというと、竹中氏ですら「そりゃダメでしょ」というツッコミを入れてしまう議論を声高に主張する論者が二人もおられたからです。

そんな論陣を張ったお二人の一人はまず、立憲民主党の政調会長である、小川淳也衆議院議員。

小川氏は上述の様に野党第一党である立憲民主党の政策をとりまとめる政務調査会の会長。

したがって、彼の政策思想は、日本の国会運営において巨大な影響を及ぼし、野党といえども日本の政治そのものにそれなりに影響を及ぼす、という重要なお立場にある先生です。

それほどの要職に就きながら、彼は、次の様に発言したのです。

「先程から、二人の先輩方(藤井&竹中)の議論を聞いていると、GDPが成長すればそれで良いかのような、バブル世代の古いイメージで議論されているが、そんなのはダメだ。今の新しい時代の我々世代が求めているのは、環境制約の中で、GDPで測れない価値を見据え、成長をしないで国民が幸せになる国家を目指す事なんだ!」

いろいろな事をおっしゃってましたが、彼の「論旨」はこういうものでした。

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