3 件「私の人生、このままでよいのだろうか」。
苦しみや悩み、ぬぐえない孤独感。頑張って働いても、なにかが満たされない。どうすれば満足した人生を生きることができるのか、答えが見つからないまま毎日を過ごし、人生にむなしさを覚える人も少なくないのではないでしょうか。
来たる2月1日（火）、東本願寺 真宗会館による全4回の親鸞の仏教を学ぶ入門講座が開催されます。こころをむしばむ苦悩にどう向き合うか、仏教の考え方が手助けとなるかもしれません。
2月1日開講、親鸞の仏教を学ぶ入門講座
苦悩があるとき、わたしたちはその苦悩から逃れようとします。しかし、仏教の世界では、人間が苦悩から完全に離れて生きるということはむずかしい、と考えられています。
「人生は苦である」というお釈迦さまの言葉にもあるとおり、人の一生には、必ず、苦しみが伴うものなのです。
人として生まれた以上、苦しみから離れて生きていくことはできない。しかし、そうはいっても、満足した人生を生きていきたい、と思うのが人間です。
だれとも代わることができない、一度かぎりの自分の人生を、自分らしくよろこびをもって生ききるにはどうすればいいのでしょうか。
今回のオンライン講座では、「人と生まれたことの意味」をテーマに、ひも解いていきます。
image by:東本願寺 真宗会館
「人と生まれた意味」というのは、「人生の意義」を考えるということではありません。人生の意義を考えるとき、私たちは能力や経歴などを「世間・他人の価値観」に照らし合わせて価値をはかろうとします。しかし、世間の価値観に振り回されて生きていくことは、むなしいことです。
他人との比較のうえで自己の価値を見出す、というのは世俗的な考えであり、そのような教えは仏教にはありません。
親鸞は、「世間の価値づけを超えた世界に目覚めて生きよ」という生き方を、鎌倉時代から現代まで届け続けています。
人生の意義ではなく、「人と生まれた意味」を仏にたずねてみる。そうして、自分を苦しめているものがいったいなんなのかを知る。
4回の講座が終わったとき、きっとあなたの心は少し軽くなっているはずです。
大学の研究者であり教職者でもある4名の僧侶が送る、全4回の「オンライン親鸞講座」。
受講申し込みは2022年1月28日（金）まで。
満足した人生を生きるには？仏教の教えをまなぶ4日間
image by:東本願寺 真宗会館
内容
- 方式：Zoom（見逃し配信あり）
- 日時：2022年2月1日（火）～
- 時間：各回20:00～21:00
- 料金：4,000円（4回）
- 東本願寺 真宗会館
- 東京都練馬区谷原1-3-7
- お問い合わせ：03-5393-0810
- 公式サイト
- image by:Shutterstock.com
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- ※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
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