秘密は“酒のモーニング”。大阪・新世界の居酒屋が大繁盛しているワケ

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いまや観光街となった大阪・新世界。ディープなイメージは払拭されたかのように思えますが、お店に入れば昔のままの新世界を体感することもできます。そこで今回、繁盛戦略コンサルタントの佐藤きよあきさんがメルマガ『繁盛戦略企画塾・『心のマーケティング』講座』で紹介するのは、新世界で名物となったある一軒のお店。メディアに多く取り上げられるというその理由とは?

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大阪新世界。言わずと知れた、ディープな街。

以前は、柄の悪い連中や酔っぱらいがうろつき、決して安全とは言えない場所でした。

しかし、いつの頃からか、そのレトロさが見直され、観光客がやって来るようになりました。

安い居酒屋や串カツ屋、激安の寿司屋、将棋道場、弓道場、大衆演劇場、スマートボールなど、いまの若い世代が知らない“文化”が残っており、物珍しさが注目されるようになりました。

観光客が来るようになると、いままでゴミが散乱していたようなところも掃除され、酔っぱらいが道端で寝ることもなくなりました。

「レトロ大阪」をテーマにした観光地の誕生です。

全国各地から、また海外からのお客さまも増え、ディープな街というイメージは払拭されたかのようです。

明るく賑やかで、元気な街となっています。

しかし、居酒屋に入ると、そこでは昔の新世界を見ることができます。

近寄り難き、酔っぱらいのおっさんたち。

外をうろつく姿はあまり見掛けませんが、お店の中でたむろしていたのです。

酔っぱらい、健在。

その証拠に、朝から開店している居酒屋もちらほらあります。

その中の一軒、ジャンジャン横丁と呼ばれる小さな商店街の中に、朝9時オープンの立ち呑み屋があります。ここは、テレビや雑誌でも度々取り上げられている有名店です。

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