縄文時代と聞いて皆さんは何を想像するでしょうか?不安定な狩猟採集生活で移動を繰り返すイメージがありますが、実は1,000年以上集落が継続した長期定住集落遺跡が多くあり、争いもない平和な時代だったといいます。今回のメルマガ『1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』』では、 そんな日本人の凄いところを集めた一冊を本を紹介しています。
【一日一冊】ねずさんの昔も今もすごいぞ日本人!
小名木善行 著/彩雲出版
国史研究家の小名木善行さんの動画が面白い!ということで手にした一冊です。この本では日本の感動する話が20個集められています。
世界の小麦は「農林十号」という背の低い品種から派生したものであること。
天皇という権力を持たない権威制度が1,000年以上続いて国家統一のシンボルとなっていること。
普通の植民地は搾取されるが、日本に併合されたり、植民地だった国は現在繁栄していること。
日本国を軍国主義と批判する日本人も多いのですが、歴史を見て行けば、日本特有の良い面があるのも確かなのです。
何がすごかったかというと、天皇が政治権力を持たない権威として存在していたという点です(p61)
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