日本政府、追加制裁へG7と連携 ロ軍侵攻「強く非難」

2022.02.24
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by 時事通信


国家安全保障会議(NSC)の閣僚会合開催後、記者団の取材に応じる岸田文雄首相=24日午後、首相官邸

国家安全保障会議(NSC)の閣僚会合開催後、記者団の取材に応じる岸田文雄首相=24日午後、首相官邸

 政府は24日、ロシアによるウクライナ侵攻を受け、国家安全保障会議(NSC)の閣僚会合を首相官邸で緊急開催し、追加制裁の検討を含め米欧と連携して対応する方針を確認した。
 首相はNSCの後、ロシアの侵攻について「力による一方的な現状変更を認めないとの国際秩序の根幹を揺るがすものであり、強く非難する」と記者団に語った。
 NSCには首相のほか、外相、防衛相らが出席。林氏は外務省で記者団に「追加制裁を含めて、米国など先進7カ国(G7)をはじめとする国際社会と緊密に連携し、今後の対応に万全を期していく」と述べた。
 官房長官は記者会見で、ウクライナに残る約120人の邦人に被害は確認されていないと説明。在キエフの日本大使館は邦人に宛てたメールで、既に国内の主要空港が閉鎖されているとして危険な行動を控えるよう呼び掛けた。(2022/02/24-20:57)

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