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NYの視点:市場は本年、米FRBの1980年代来で最大の利上げを予想、スタグフレーション懸念も

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世界第2位の経済を持つ中国の新型コロナ感染の悪化で、北京など都市封鎖拡大により同国の経済だけでなく、世界経済の成長減速につながるとの懸念が強まりつつある。
世界経済の成長減速懸念に加えて、サプライチェーンの混乱をさらに深刻化させ、高インフレが一段と悪化、長期化する可能性も警戒される。

スタグフレーション懸念が強まる中、短期金融市場は本年、今後3連邦公開市場委員会会合(FOMC)連続(5月、6月、7月)で各0.5%の利上げ、0.75%の利上げの可能性、後半3回(9月、11月、12月)は各0.25%、または0.5%の可能性が織り込まれつつある。本年は、ポールボルカー元FRB総裁下の1980年以降で、最大の幅の利上げが予想されている。ウクライナ戦争が長期化、激化の様相が払しょくされず、また、中国リスクなども存続する中、このペースでの利上げが実施できるかどうかが今後の課題となる。

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