「日本に来てくれてありがとう」 オシムさんの教え子たちが哀悼の意―サッカー

2022.05.02
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by 時事通信


アジア杯の試合前日練習で、指示を出す日本代表のオシム監督(中央、当時)と阿部勇樹(左)。右は中村俊輔=2007年7月、ハノイ

アジア杯の試合前日練習で、指示を出す日本代表のオシム監督(中央、当時)と阿部勇樹(左)。右は中村俊輔=2007年7月、ハノイ

  • アジア杯予選インド戦を控え、練習でパスの出し方などを指示する日本代表のオシム監督(中央、当時)。左は鈴木啓太=2006年10月、インド・バンガロール

 サッカー元日本代表監督のイビチャ・オシムさんの訃報に、Jリーグの市原(現千葉)や日本代表で指導を受けた教え子がSNSで恩師をしのんだ。
 阿部勇樹さんは市原(現千葉)で薫陶を受け、若くしてチームの主将にも抜てきされた。「オシム監督から学んだことは、自分の今後の人生で大事なことであり、それをしっかりと伝えていけるように頑張ります。日本に来てくれてありがとうございます。必ず報告しに行きます」とつづった。
 鈴木啓太さんは日本代表時代、献身的なプレーでオシムさんの目指す「走るサッカー」を支えた。「私にとって、サッカーというものが何かを教えていただき、その後の人生にも大きな影響を与えてくださった方。本当にありがとうございました。ゆっくり休んでください」と記した。
 J1浦和のGK西川周作選手は、2006年にA代表に初選出された。「僕を初めてA代表に呼んでいただいた監督がオシムさん。オシムさんとの時間は貴重で感謝しかない」と述べた。(2022/05/02-00:55)

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