fbpx

ビットコイン相場は年内低迷も2026年に1000万円超えか。2つの追い風とメキシコ億万長者の強気発言=高島康司

米テック企業の株価に連動して動く最近のビットコイン相場。米利上げによるIT関連株の下落に同調してビットコインも下落トレンドが続いているが、長期目線では現在が最高の買い場となる可能性がある。2022年から2026年6月頃までの予測を紹介したい。(『ヤスの第四次産業革命とブロックチェーン』高島康司)

【関連】ビットコインの過激な楽観論「2038年に10億ドル突破」は本当か?試金石はエルサルバドル法定通貨化=高島康司

※本記事は『ヤスの第四次産業革命とブロックチェーン』2022年5月3日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。

※毎週土曜日16:00よりLIVE配信予定「私たちの未来がどうなるか考える!メルマガ内容の深堀りと視聴者からの質問に答えるQ&A」
世界中から情報を収集、分析し、激変する私たちの未来を鋭く予測する『ヤスの備忘録』でおなじみ、ヤスこと高島康司さんのライブ配信がついにスタート。世界の未来を、政治経済の裏表だけでなく、歴史、予言、AI、陰謀、スピリチュアルなどあらゆる角度から見通します。視聴方法はこちらから。

さらに下落するビットコイン

先週に引き続き、ビットコインを中心とした暗号通貨の下落が止まらなくなっている。ビットコインは徐々に価値を失い続け、470万円強というほぼ2ヶ月ぶりの安値まで下落した。これは3月上旬以来の最安値地点まで下落したことになる。

また、ソラナ、カルダノ、テラ、ポルカドットなどの値崩れも目立った。

こうした相場下落の理由ははっきりしている。ダウやナスダックなどの主要市場でこれまで相場をけん引してきたIT関連株が一斉に売られ、下落したからだ。現在のビットコインを中心とする暗号通貨の相場は、IT関連株との相関関係が強く、それに引きずられた格好になっての下落である。

IT関連株が下落した理由もはっきりしている。「米FRB」による0.5%の利上げ観測を背景にしつつ、ゼロコロナ政策で上海のロックダウンが続く中国で、さらなる半導体の供給懸念が出てきたからである。ウクライナ戦争を背景とする原材料価格が高騰するなかの供給懸念なので、製造コスト上昇の可能性はさらに大きくなったのだ。

これがIT関連株の売りを呼び、それと連動したビットコインの相場を下落させたというわけだ。

Next: 「400万円を割り込むまでビットコインの下落は止まらない」

1 2 3 4 5
いま読まれてます

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

MONEY VOICEの最新情報をお届けします。

この記事が気に入ったらXでMONEY VOICEをフォロー