【体験記】週末は贅沢な田舎を味わう。星野リゾート「界 アルプス」

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2018/03/05

予約が取れないで有名な、人気宿を展開する「星野リゾート」が全国14ヵ所に展開しているのが、日本初の温泉旅館ブランド「界」。

その「界」ブランドのひとつで、大町温泉郷の最奥に位置する「星野リゾート 界 アルプス」は、信州の田舎体験を楽しめる温泉宿です。昨年12月にリニューアルオープンしたばかりの「界アルプス」を親子で訪れました。

「ウェルカムおやき」がお出迎え!

長野県に位置する「大町温泉郷」は、黒部ダムの建設資材輸送基地として、昭和39年に最初のホテルが開通したという、比較的新しい温泉街です。昭和46年のアルペンルート全面開通以来、夏は長野県側の玄関口として、冬は白馬エリアのスキー場に近いことから人気があります。

大町温泉郷のメイン通りを最奥へ進むと、公道をはさむように作られた「界アルプス」のエントランスが見えてきます。正面に温泉の神様である泉嶽寺をたたえ、まるでその参道のような風情です。

フロントでチェックインをして、ふと横を見ると、扉越しに大きな囲炉裏が見えました。しかも、スタッフの方が何か焼いています。

チェックインの時間帯に、ウェルカムおやき」がお出迎え。しかもあつあつ。もちもちの皮の中に、やさしい味の野沢菜が入っています。聞けば、普通の野沢菜だと味が濃いから、おやき専用の野沢菜をオリジナルで漬けているのだそう暖かい囲炉裏で、手作りのおやき

信州の田舎体験は、素朴なおいしさから始まりました。

大きなかまくらも

部屋へ向かう途中に、大きなかまくらを発見!数日前に大雪が降った際に、スタッフのみなさんで作ったのだそうです。中は子どもが立ち上がれるぐらいの広さで、雪でできた家に、息子は大喜び。夜は入り口に明かりがともって、幻想的です。

「暖炉体験」ができる


部屋タイプはいくつかありますが、中でも離れの2部屋は「暖炉のあるロフトタイプのお部屋」で、冬は特におすすめです。部屋に入るなり、息子が暖炉の横にあるマッチを発見。着火剤と薪が積んであり、暖炉の火付け方法が書かれた説明書もあります。


息子は得意げにマッチに火をつけて、薪に火が付くまで炎を眺めながら過ごしました。離れの2部屋はベッドが4つあるので、子どもが多い家族や二世帯での旅行などに便利です。


雪遊びグッズがお出迎え

部屋に荷物を置いたら、部屋の前の中庭で雪あそび。フロントで雪遊びグッズを貸し出しているので、雪玉製造機を借りて雪合戦を楽しみました。雪はサラサラでなかなか固まらないけれど、たまにきれいな雪玉が作れると楽しくて、いつまでも飽きることなく遊べます。

雪あそびグッズの他にも、囲炉裏のそばに「かんじき」やお手玉、けん玉、コマなどが置いてあり、雪あそびだけでなく、昔なつかしい遊びも盛りだくさんです。

敷地内を散策していたところ、軒先に大きなつららを発見。手を伸ばして慎重にはずすと、光り輝く氷の剣になりました。雪玉グッズを置いて、しばらく氷の剣を振り回していた息子。手が冷たくなってきたところで、お風呂に行くことにしました。

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