“青森の神様”木村藤子が助言。「幸せな人生を送る」ために避けるべきこと

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「幸せになりたい」。誰もが思うことではありますが、「〇〇さんのように」と、羨ましい対象として他人を思い描いてしまっては、不幸を呼び込んでいるのかもしれません。“青森の神様”と呼ばれ、ベストセラーを数多く世に送り出している作家の木村藤子さんは、今回のメルマガ『“青森の神様 木村藤子” あなたに幸福をもたらすメールマガジン』で、他人と比較することがいかに不毛かを説きます。そして“過去の自分”と比べるために心のモノサシを使うことが、幸せに生きる秘訣であると伝えています。

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隣の芝生が青く見えるのは思い込み

私はよく「幸せな人生を送る方法」についてお話しをさせていただいていますが、「幸せな人生を送る」ために絶対に避けていただきたい「悪い行い」がいくつかありまして、そのひとつが「人と比べる」ことです。

特に意識せずに生活していると、さまざまな場面で人と自分を比べてしまうのが人間です。多くの人が他人と自分を比べることに対して深く考えず、自分の中に湧き上がってくる感情に流されるまま、無意識のままに、人と自分を比べています。

しかし、この言葉を思い出してください。
「隣の芝生は青く見える」
何かと比べたところで意味はありません。自分と何かを比べること自体が、不毛でしかないのです。この習慣を変えるだけで不幸が遠ざかり、幸せになります。

なぜかというと、人生の不幸の原因は“人間関係のもつれ”が発端になっている場合が多く、とくに“人と比べる”ことが元となってトラブルに発展していることがとても多いからです。これはみなさんにも覚えのあることではないでしょうか?

たとえば、「ズルい」「うらやましい」「悔しい」といった劣等感が積もり積もると、相手への憎悪や攻撃性に変わります。また「私のほうが正しい、勝っている、優れている」といった高慢な思いは相手にすぐ伝わりますから、あなたの周りから人が離れていきます。

つまり“人と比べる”ことにより、心に「ネガティブな感情(嫉妬、劣等感、高慢、増長など)」が生まれ、これらはたやすくあなたの心を支配し、人間関係を壊し、抱えたカルマを増長させて、さらなる不幸を呼び寄せてしまうのです。

人はみな心の中に「自分だけのモノサシ」を持っています。そのモノサシを基準として、見たり、聞いたり、日常のいろいろな体験を自分なりに判断しています。そういった基準を持つこと自体は大切なことだと思います。しかし、人とのおつき合いにおいても自分の価値判断を持ちだしてしまうと、先ほども述べたような不幸な事態を招いてしまいます。人間関係が壊れ、悪いカルマを積み増してしまうのです。

そもそもとして、他人と自分を比べることにはまったく意味がありません。なぜなら、私たち人間はひとりひとりが違う存在だからです。

生まれ持った容姿、能力、家、お金といったこともそうですが、そもそも人はそれぞれ「違う時」を生きています。それぞれに無限の可能性がありますから、他人と自分を比べる道理はないのです。そういった、「人との時の違い」も考えずに他人と自分を比べてしまうと、先ほどお話ししたように不幸を呼び寄せてしまいます。

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