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元外資系証券のレジェンドが「暗号通貨」投資で大後悔。「反面教師」にしたい投資に失敗する4つのキーワード

株式市場のみならず投資先のボラティリティが高まる今、機関投資家も個人投資家も難しい判断を迫られている。証券歴27年の投資のプロが「暗号資産」で大後悔。なぜ投資に失敗したのか?4つのキーワードから探っていこう。(『元外資系レジェンズ Team xoxo あなたに寄り添う投資情報』)

※本記事は有料メルマガ『元外資系レジェンズ Team xoxo あなたに寄り添う投資情報』2022年6月26日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:Team xoxo
元外資系金融機関出身3人で結成した『あなたに寄り添う』をテーマに金融リテラシー向上で人生を楽しむお手伝いを目標にするチームです。

かえるさん:証券歴27年だがTeam xoxo代表兼癒し担当。サラリーマン生活のそのほとんどが欧米外資系証券だが実は大手日系証券会社出身。地方個人営業から外資系証券でのマネジメント業務までありとあらゆる証券業務を日本とロンドンで経験。趣味は食とクルマ。

ロン:証券業界歴37年でTeam xoxoの精神的支柱兼ご意見番。セールストレーダーとして外資系証券の第一線で活躍。スモールキャップアナリストがキャリアスタート。それゆえに銘柄発掘と企業分析が得意。趣味はスキー、ランニング、登山とベイスターズ。

JB:業界歴20年以上でTeam xoxo唯一のバイサイド出身。日系・外資系資産運用会社におけるグローバル株式ファンドマネジャー経験。現在は軸足の半分を海外に置き、個人投資家や中小企業支援。保守的取引と積極取引のバランス感覚に定評。

反面教師にしたい典型的投資の失敗例

最近、株式市場だけでなく様々な投資主体の動きがとにかく逆回転し、個人、機関投資家問わず、影響を与え始めている。

残念ながら僕もその影響を良くも悪くも受けている一人ではあるが、今一番後悔している投資が「暗号資産」への投資だ。

ただこの失敗は典型的個人投資家の陥りやすい問題点が凝縮されている。

是非この失敗を反面教師として覚えておいていただけると幸いである。

「暗号資産」投資を始めた経緯

そもそも僕は昔仮想通貨と言われた暗号資産への投資は初めから懐疑的だった。

大体少し怪しげな、さほど仲良くもない知り合いから暗号資産への投資を勧められ、その時点で怪しさの塊のようなとらえ方をしてしまい、長い間聞く耳すら持たなかった。

元々自分自身で理解できないものへの投資は慎重なタイプなので、いろいろ調べたが今一つ理解ができず、周りで大儲けした人の話を聞いても羨ましいとすら思わなかった。

それよりもマウントゴックス社の問題などが報じられ、セキュリティの脆弱性やそもそもの怪しさを無視して投資することはできなかったというのが正解だろう。

ビットコインに価値が付かない時代から見ていた僕が、ようやく暗号資産に投資したきっかけは、この分野が一部のギーク連中の遊び道具から広がり、新しい世界の予兆を感じたからだ。それは

・メタバース

・NFT

と言われる分野との調和性である。

そこで僕はビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)の積み立て型投資では想像できないリスクを分散させる戦略で始めることにした。

Next: 「なんとなく投資」、ボラティリティの高い商品への積立投資はNG

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