北朝鮮核・ミサイルけん制 日米韓が次官協議

2022.10.26
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by 時事通信


協議前に握手する(右から)シャーマン米国務副長官、森健良外務事務次官、趙賢東韓国外務第1次官=26日午前、東京都港区の外務省飯倉公館(代表撮影)

協議前に握手する(右から)シャーマン米国務副長官、森健良外務事務次官、趙賢東韓国外務第1次官=26日午前、東京都港区の外務省飯倉公館(代表撮影)

 外務省の森健良事務次官、米国のシャーマン国務副長官、韓国の趙賢東外務第1次官は26日、東京都内で会談した。9月下旬以降、弾道ミサイル発射を繰り返す北朝鮮に対し、日米、米韓両同盟の抑止力を強化する方針で一致。7回目の核実験への懸念が高まっていることを踏まえ、国連安全保障理事会での対応などで緊密に連携することも申し合わせた。
 北朝鮮の核・ミサイル開発に関し、森氏は会談後の共同記者会見で「国際社会に対する明白かつ深刻な挑戦との認識を共有した」と説明した。シャーマン氏は「日韓の防衛へのコミットメントは揺るがない」と強調し、趙氏は「核実験を行った場合、かつてない強い対応が必要だ」と語った。(2022/10/26-17:00)

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