海外でスマホを盗まれたら?海外旅行でのトラブル実例と解決方法をプロが伝授

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2023/05/31

旅にトラブルは付きもの。とはいえ、いざ遭遇すると、海外旅行に慣れているプロでも正直けっこう慌てます。

これまで遭ったトラブルを振り返ると「旅の数だけトラブルに遭遇してきた」といっても過言ではありません。遭遇してしまったトラブルには、現地でできる限り解決するのを試みます。

すべて解決したときは帰国後になっていたこともあるものの、トラブルに遭ったと分かったら、すぐに動くのが鉄則です。

そのためには、旅行者がよく遭遇するトラブルの実例解決方法をあらかじめ知っておいて、まったく損はありません。

海外では日常茶飯事!飛行機が「ストライキ」で欠航したときは…

ストライキは欠航多数。空港も大混雑する。image by:CatwalkPhotos/Shutterstock.com

海外では、日本以上に「飛行機」でのトラブルがよく起こります。その典型例が、ストライキです。

海外、特に欧米諸国ではよくあり、ストライキの予定は事前に「日付」「便名」などが航空会社の公式サイトで公表されます。ストライキが予告された時点で、航空券の変更やキャンセルが手数料なしで可能となります。

ストライキで欠航すると、空港のカウンターは大混雑。事前にストライキの情報を入手し、すぐにWebサイトや電話などで予定変更しましょう。変更も「早い者勝ち」です。

LAの民泊でトラブル、夜中に玄関のドアが開かない!

ロサンゼルスの夜は人通りがめっきり減る。image by:Michael J Magee/Shutterstock.com

民泊サービスは、ホテルよりも安いうえ、現地で暮らすような体験ができると人気です。

しかし、個人が部屋や家などを貸しているため、ホテルではあり得ないトラブルも起こる可能性があります。


アメリカのロサンゼルスで民泊サービスを利用した際、ホストから玄関の鍵はもらっていたものの、さらに「ドアガード」がかけられた状態でホストが外出し、自分が夜に戻ると締め出されてしまいました。ホストに連絡しても一切返事なし。

玄関のドアにある「ドアガード」image by:Shutterstock.com

結局、予約した民泊サイトのサポートセンター(英語)に連絡しました。その効果もあってか、ホストは夜11時過ぎにやっと帰宅。

アメリカの夜しかも外で、やや怖い思いをしました。あえて最高のおもてなしを提供するホストを選んだのにこのトラブルで、その後は民泊サービスのある予約サイトでも、ホテルの施設を選ぶ宿泊先のレビューをしっかり読むようになりました。

キャンセル無料のホテルから引き落とされた!

オンライン予約サイトは便利。トラブル時はサポートにすぐ連絡を。image by:Shutterstock.com

ホテル予約サイトの利用も便利です。しかし、ホテルを予約して数日後にキャンセルした際、キャンセル無料対象だったにもかかわらず、代金が引き落とされたことがありました。

すぐにそのサイトのサポートに連絡すると、数日内に返金対応してくましたが、カードの引き落とし明細も日ごろから、特に旅行から戻った直後など、こまめにチェックするのが大事です。


「iPhone」盗難されたらすぐ警察に行かないと面倒なことに…

海外では日本以上にスリにくれぐれも注意。image by:Shutterstock.com

スマートフォンのなかでも「iPhone」は、海外では高級品です。昔、スペインの電車内で、カバンの中から盗まれたことがありました。

盗難されたと分かったら、まずは現地の警察署に行き、「盗難証明書」を入手します。

最低でも英語でのやり取りが必要で半日仕事ですが、盗難証明書がないと海外旅行保険の「携行品損害」で保険金がもらえません。ツアーの場合、添乗員が一筆書くと適用されることもあります。

スペインの警察署。受付で盗難といえば中に入れてくれる。image by:Jarretera/Shutterstock.com

海外旅行保険の加入、クレジットカード付帯でもその補償内容は必ず事前チェックしてください。

iPhoneなどの場合は日常的にマメにバックアップしていると、万が一盗まれてもデータがほぼ無事ということも。

銀行ATMで国際キャッシュカード吸い込まれた!とっさの対策は…

ATMは銀行内を利用するほうがトラブル時は便利。image by:aphotostory/Shutterstock.com

現地の銀行ATMで、日本の国際キャッシュカードを使って現地通貨を入手するのが、日本より為替レートがよく、便利なことが多いです。

しかし香港で一度、ATMで現金を取ったあとに、カードを取るのが遅れた瞬間、そのカードがATMに吸い込まれてしまいました。

しかもこのとき運悪く、香港は連休中。結局、日本の銀行へ香港から国際電話し、カードを停止してもらいました。

再発行の手数料と日数はかかったものの、1,000円程度でしかも日本語で解決できました。万が一のためにクレジットカードは数枚持参、ATM利用時はできれば銀行内が治安面でもおすすめです。

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