福原愛「逮捕」秒読みか?長男連れ去り「捜査一課出動」報道で“泣き虫”愛ちゃんに最悪20年以下の懲役も

2023.11.06
by kousei_saho
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かつての「泣き虫愛ちゃん」が大ピンチに立たされているようだ。元卓球日本代表で2012年ロンドンオリンピック銀メダリストの福原愛が、元夫で台湾国籍の江宏傑に刑事告訴されたと文春オンライが報じている。2016年に結婚した江との間に2人の子どもを授かった福原。しかし江との離婚が成立した翌年の2022年7月からこれまで、福原は家裁の決定を無視して長男を連れ去っているとされ、捜査一課が出動し最悪の場合「逮捕」もありうる状態だと伝えられている。

国民的人気を誇っていた元天才卓球少女に、いったい何が起きているのだろうか。

W不倫の末の泥沼親権争い

2016年、同じく卓球選手で2016年リオデジャネイロオリンピックに台湾代表として出場した江と国際結婚した福原だが、江からのモラハラ疑惑や自身の「W不倫」が報じられるに至り、2021年に離婚。翌年7月23日、台湾の空港で江から長男を面会交流のため引き渡された後、1週間ほどして福原は江との連絡を絶ったという。

文春オンラインの報道によれば、子供との面会交流の期間中の親同士は連絡を取り合い、子の状況を共有するという取り決めが離婚時に二人の間でかわされていたというが、福原はその取り決めを無視するどころか面会交流期間を過ぎた現在も長男の「連れ去り」を続けているという異常事態だ。

これに業を煮やした江は長男の引き渡しを求め日本の裁判所に審判の申し立てを行っていたが、去る7月20日にその訴えが認められ、裁判所が福原に対して子の引き渡しを命じた。1週間後に行われた記者会見で江が、涙ながらに「平和的な形で子供を返してほしい」と訴えた姿は記憶に新しい。

引き渡しを拒む福原をついに江が刑事告訴

しかし事はスムーズには運ばなかった。福原の弁護人は「江氏の記者会見は、子供を守る配慮に欠けていました」といった内容を含む声明を発表。福原は裁判所から保全命令が出されたにも関わらず、長男の引き渡しにも応じることはなかった。その不誠実とも取れる対応に江サイドは「刑事告訴」という手に打って出たのだ。これを受け、現在警視庁が捜査を進めているという。

仮に「逮捕」ということになれば、最悪で20年以下の懲役もありうるというこの事態を、当の福原はとう受け止めているのか。文春オンラインの記事を引く。

「(警視庁から)お問い合わせがありましたが、弁護士さんとお話し頂き、問題ないと聞いております」

こちらも一歩も引く気はないようだ。

問題解決を困難にしている「国際結婚」と「共同親権」

複数の記事によれば、今回の問題解決を複雑にしている理由に「共同親権」があるという。日本では認められていないが、「離婚後も両親が共同して子供の親権を持つ」という制度だ。台湾でも主流となっており、福原も離婚に際してこの取り決めを選ばざるを得なかったのだろうとする専門家の声が紹介されている。

さらに国際結婚の場合、離婚後にどちらかの親が海外に子供を「連れ去る」という事態の発生が否めない。共同親権の場合はそうした状況を抑止できるというメリットが指摘されている。

我が国の場合は共同親権が認められていないのは前述のとおりだが、裁判所の司法統計データによれば、母親が親権を得るケースが約9割という。

福原人気の高い中国や台湾はどう反応したか

福原といえば、中国や台湾で抜群の人気を誇ったことでも知られる。彼らは今回の件にどう反応しているのだろうか。かつての生活拠点である台湾は騒然としているようだ。現地メディアでは「投獄されるのが怖いのか?」「福原愛さんに懲役20年の可能性も!」等、大々的に報じている。

中国でも日本発の仰天情報に敏感に反応。一時はニュース検索ランキングでトップとなる注目度で、SNSには「どうしてここまで地に落ちてしまったのか」と福原を非難する声と、「わが子の母親を訴えて牢屋に入れるというのは、男として好感が持てない」等と言った江への批判が交錯している状況だ。

かつては人気棋士もトラブルに

離婚や子供の連れ去りを巡るトラブルで逮捕された有名人といえば、人気棋士だった橋本崇載を思い出す向きも多いことだろう。しかし彼の場合は子供を“連れ去られた側”であり、逮捕理由も元妻とその父への殺人未遂容疑だった。橋本は現在も鑑定留置中の身だ。

テレビ業界関係者からは辛辣な声も

一連の報道に、福原が幼い頃からテレビで見てきた業界関係者はこう語る。

「彼女がこれまで重ねてきた努力は称賛されて然るべきものです。今回の騒動も双方の言い分が真っ向からぶつかり合っている状況で、警視庁の捜査の進展を見守るしかないのですが…、それよりも個人的に気になってしまったのは、幼少期からすべてを犠牲にして一つのことだけに“打ち込まされてきた”弊害です」

かつてSNS等で「イチャイチャぶり」を見せつけていたのが嘘のように思えてしまう離婚騒動に、今回の長男連れ去り。さらに最悪「逮捕」も視野に入ってきた福原の自宅インターホンを、刑事が「ピンポン」する日が来ないことを願うばかりだ。

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