オーストラリアってどんな国?夏までに行きたい「気になる都市」を見つけよう!-PR-

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年度末の業務が終わったかと思えば、すぐに新年度の業務開始。仕事に追われる日々で「いつか自分も異世界に飛んでいきたい…」そんな思いに駆られる方もいるのでは?そこでおすすめなのが、オーストラリア旅行です。

オーストラリアはその広大な土地から、赤道に近い北部は常夏、中央部は砂漠、東南部や南部地方は日本と真逆の季節、というようにさまざまな気候帯を持つ国です。さらに国土が日本の約20倍もあるので、見どころは国じゅうに広がっています。もちろん、広大な大陸のおかげか、住む人はみなフレンドリー。「グッデイ!」なんて気さくな挨拶で、旅する方を温かくもてなしてくれるはず。

しかも、親しみやすいのは住む人だけじゃありません。大自然やユニークな動物たち、おいしいフードやドリンクに、サステナブルな考え方…これが日常の疲れを癒やしてくれるのです。

そんなオーストラリアはみんな大好きなシドニーをはじめ、さまざまな都市が出迎えてくれます。まだまだ有名なメルボルン、パース、おやおやケアンズ、えっアデレード…このあたりになると、「オーストラリアのここ!」って正確に答えられる方は少ないのではないでしょうか?

そこで、改めてオーストラリアってどんな国か?主要都市をはじめとした、観光スポットをまとめてみました。夏までに行きたくなる「気になる都市」が待ってますよ!

日本と季節が逆転するオーストラリアのこと知ってる?

南半球にあるオーストラリアは、国土面積が日本の約20倍に相当する769万平方キロメートル。世界6位の広さを誇り、大陸自体がひとつの国家をなしている唯一の国。一方、人口は日本の約20%にあたる約2,700万人あまり(2024年3月現在)。広大な国土と豊かな自然、そして多くの移民とアボリジナルピープルに代表される多民族国家でもあります。

また、日本と時差がほとんどないため、「時差ぼけが起きにくい」のも旅行でのメリット。ちなみに、オーストラリアでは東部・中部・西部と3つの時間帯(タイムゾーン)があり、サマータイムを実施する州もあります。

首都はキャンベラ。主な観光地は、シドニー、メルボルン、ブリスベン、パースなどの都市に加え、ウルル(エアーズロック)、ケアンズ、ゴールド・コーストなども有名です。国土が広いため、国内でも飛行機の移動が主流であるほか、時間をかけてじっくり楽しむ鉄道の旅も人気があります。

大都市「シドニー」は定番の楽しみから意外なスポットも

image by:Tourism Australia

オーストラリアへの旅行で最も訪問者数が多い州がニュー・サウス・ウェールズ州です。その州都が大都市シドニーです。都会的なハーバービューに加えて、多国籍なグルメやアート、カルチャーが体験できます。日本からの直行便も毎日多く運航されている都市でもあります。

シドニーを象徴する建物「シドニー・オペラハウス」は、まずは欠かせないフォトスポット。白い貝殻や帆船を思わせる造形デザインは近代建築として評価が高く、2007年に世界文化遺産に登録されました。内部にオペラ劇場やコンサートホール、各種シアターなどあり、シドニーにおける文化と芸術の中心地でもあります。

image by:Tourism Australia

オペラハウスと並ぶシドニーのランドマークが「シドニー・ハーバー・ブリッジ」です。1932年、当時は世界最大の鉄鋼製アーチ橋として完成。日中と夜で光景がガラリと変わり、徒歩で渡ることができるほか、アーチ部分を歩くツアーもあります。橋の南側は「ロックス」と呼ばれる、シドニーで最も歴史あるエリア。老舗の名物パブが軒を連ね、旅行客や地元の人々でいつも賑わっています。

シドニーでは、ナイトライフも楽しみの1つ。近年、地下スペースや歴史遺産の中庭、元精肉店などを改装した「隠れ家バー」が人気を集めています。例えば、「パーマー・アンド・コー(Palmer & Co.)」は禁酒法時代をコンセプトとしたバーで、壁に飾られた白黒の写真やアンティークな家具など、当時の面影を感じられる場所。一方、シドニーの街が一望でき都会らしさを実感できるルーフトップバーもおすすめです。

image by:Tourism Australia

さらに、シドニー中心部から車で20分足らず、ライフセーバー発祥の地「ボンダイ・ビーチ」も人気。金色に輝く砂浜はサーフィンの楽園であるとともに、ビーチの散策、カフェや市場など1年じゅう楽しめます。

公園都市「メルボルン」のカフェ文化は世界最先端を行く

image by:Tourism Australia

19世紀のたたずまいが残る、クラシカルな街並みの都市メルボルン。「世界一住みやすい街」と評判高い、緑あふれる公園都市(ガーデンシティ)でもあります。美食とアート、おしゃれなカフェなどが人気で、地元っ子のように暮らすよう、旅するのがおすすめ。

image by:Visit Victoria

南半球最大の市場といわれる、1878年にオープンした「クイーン・ビクトリア・マーケット」は、昔も今もメルボルン市民の台所です。野菜や果物など生鮮食品、チーズやパンといったデリ(総菜)、ワイン、洋服やアクセサリーなどお土産選びにも最適な場所。テイクアウトできる屋台も多く並び、多文化都市らしく多種多様な料理が味わえます。

image by:Visit Victoria

メルボルンは近年、「カフェ文化」が世界の注目を集めています。1950年代にイタリア系移民によって広がったとされ、エスプレッソを中心としたコーヒーの文化から発展。個人経営のカフェが多いのも特徴で、コーヒーの豆を客自身がオーダーしたり、複数のコーヒーを飲み比べできたりと、コーヒー好きにはたまりません。いまやメルボルンには、世界中からバリスタを目指して修行に来るほどです。

そのほか、メルボルンがあるビクトリア州の自然環境や文化、歴史をさまざまな芸術的視点から見学できる「メルボルン博物館」や、オーストラリアで最古であり、最多の訪問者数を誇る「ビクトリア国立美術館」、ジャズからロックンロールまで毎晩楽しめる人気のライブハウスも集結。街がコンパクトで歩いて回りやすいだけでなく、トラム(路面電車。一部無料)が街中を走り、旅行客も利用価値大です。

メルボルン市街地から郊外への日帰りツアーもおすすめ。世界有数の景観を誇る海岸線「グレート・オーシャン・ロード」のドライブ、世界最高級と名高い極上ワインが味わえる「ヤラ・バレー」、野生のペンギン・パレードで有名な「フィリップ島」など見どころ満載です。

西オーストラリア「パース」へ地球上で最も幸せな動物に会いに行く

image by:Tourism Australia

さんさんと輝く太陽と、美しすぎる自然。西オーストラリア州の州都パースは「世界で一番美しい都市」と称される、オーストラリアを代表する都会のオアシスです。

「キングス・パーク」から一望できる、自然と都会が調和したパースならではの景色は必見。「ノースブリッジ」のおしゃれなバー、夕陽が美しい「コテスロービーチ」は、パース市民にも人気のスポットです。

image by:Tourism Australia

パースの郊外には、自然あふれるスポットが豊富にあります。荒涼とした砂漠に林立する奇岩群「ピナクルズ」や、コアラを間近で見たり放し飼いのカンガルーに会うことができる「コフヌ・コアラ・パーク」、歴史あるワイン産地のスワン・バレー、まだ50年ほどと歴史は浅いものの世界的に高い評価を受けるマーガレット・リバーなどの「ワイナリー巡り」もおすすめ。

image by:Tourism Australia

そして、パースの沖合に浮かぶ小さな楽園「ロットネスト島」は、ぜひとも訪れたい場所。カンガルーの仲間で、地球上で最も幸せな動物といわれる「クオッカ」が生息するほか、白い砂浜を散策したり、手つかずの海で泳いだりと楽しみ方はさまざま。パースから日帰りで行けるのも魅力です。

アボリジナルピープルの聖地「ウルル」(エアーズロック)で壮大な体験

image by:Tourism Australia

オーストラリアの象徴とも称される「ウルル」(エアーズロック)は、壮大な自然の絶景と、3万年以上前からこの土地に住むアナング族の人々の神聖な場所。世界最大級の一枚岩でウルル-カタ・ジュタ国立公園にあり、1987年にユネスコの世界自然遺産に、1994年に世界複合遺産に登録されました。

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ウルルが特に美しいのが、日の出と日の入りの時間帯。「七色に変化する」とも言われ、ウルル観光の拠点「エアーズロック・リゾート」から観賞ツアーに参加するのがおすすめ。エアーズロック空港から約6kmという抜群のロケーションも便利です。

image by:Tourism Australia

さらに、神秘的なカタ・ジュタをハイキングする日帰りウォーキングコース、アボリジナル文化を知る「カルチャーセンター」、ウルルでの夜に砂丘の頂上でカナッペと冷えたスパークリングワインで星空とともに楽しむディナーなども。ウルルで、日本では体験できない特別すぎる時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

世界最大サンゴ礁群の玄関口「ケアンズ」とおすすめの楽しみ方

image by:Tourism Australia

世界一のサンゴ礁群」として名高いグレート・バリア・リーフの玄関口であるケアンズ。美しすぎる海や熱帯雨林などの大自然をはじめ、ケアンズの街も魅力的です。

まずは、定番の「グレート・バリア・リーフ」は欠かせません。無人島でのピクニックミニ潜水艦や水中スクーター(スキューバドゥ)に乗って海中でのサンゴ鑑賞、熱帯魚との出会いなど、現地ならではの体験メニューが豊富にそろっています。1981年、世界自然遺産に世界で初めて登録されています。

また、同じく世界自然遺産の熱帯雨林を上空から眺める「スカイレール」や高原列車で自然が満喫できる「キュランダ」、ケアンズからほど近い離島である「グリーン島」、真っ白な砂浜が広がる「ミコマスケイ」などもおすすめ。ケアンズやキュランダではコアラと一緒に写真が取れるスポットがいくつかあるので、ぜひトライを。

ケアンズの良いところは、小さい街にホテルやレストランが充実し、治安も良く、ショッピングやナイトライフも楽しめること。日本から直行便で約7時間半で行くことができる、最も近いオーストラリア北部の都市です。

70km続く海岸線「ゴールド・コースト」は年中過ごしやすい気候

image by:Tourism Australia

果てしなくどこまでも続く、黄金色の砂浜。世界中のサーファーあこがれのゴールド・コーストは、ビーチアクティビティをはじめ、レストランにカフェ、ショッピング、そして「ムービー・ワールド」「シー・ワールド」「ウェットンワイルド」やコアラやカンガルーなどと触れ合える「カランビン・ワイルドライフ・サンクチュアリー」などのテーマパークがあり、子どもから大人まで楽しめます。

ゴールド・コーストの中心エリア「サーファーズ・パラダイス」は、高層のリゾートホテルやコンドミニアムなどが建ち並び、サーファーやダイバーのみならず、のんびり過ごしたい家族連れにもおすすめ。ビーチ沿いのカフェやレストラン、高層階から楽しむバー、地元民のように市場で買い物するのもおすすめ。

郊外には、太古から続く世界遺産の熱帯雨林があり、大自然の中を散策できるほか、野生のイルカを間近に見られる「モートン島」など、遊んで楽しめる場所が尽きません

しかも、1年で約300日が晴天で湿度も低く、過ごしやすい気候もゴールド・コーストの特徴の1つ。世界中から旅行客が訪れる人気リゾート地です。

生産量No.1、オーストラリアワインの玄関口「アデレード」

image by:Tourism Australia

オーストラリアでNo.1の生産量を誇るワイン産地、その玄関口が、アデレードです。アデレードから車で約1時間、「アデレード・ヒルズ」と呼ばれる場所に、60軒以上のワイナリーが点在しています。ワイナリーをはしごして味わうワインの試飲体験は、至福のひと時と言えるでしょう。

アデレードは白い砂浜となだらかな丘陵に挟まれ、砂岩を建材に使った優雅な建物や教会、広々とした公園のある美しい街であるとともに、ハイレベルな料理の数々、小さいながらも活気あふれるバーやマーケット、南半球最大の室内市場でのショッピングなどが楽しめるのも魅力的。街歩きでは、バス、電車、トラムを活用すると便利です。

郊外の「クリーランド自然保護公園」では、ほとんどの動物が野生に近い状態で生活している姿を見られるほか、コアラを間近で見ることができます。早朝だと鳥と一緒に朝食を楽しむ体験も。さらに、南オーストラリア州の沖あい13kmにある「カンガルー島」は、コアラ、ワラビー、イルカ、アザラシなど多くの野生動物に会うことができる、自然好きにとってまさに楽園が広がります。

空気がきれいな「タスマニア」は絶景と美食の島

image by:Tourism Australia

オーストラリア大陸の南東にあるタスマニア州。美しい自然、野生動物、さらにグルメも堪能できる島です。オーストラリアの中でも、空気が澄んできれいなことでも知られます。

タスマニアで味わいたいグルメは、できたてのアップル・シードル、良質なミルクから作られたチーズ、高品質なワイン、新鮮なカキなど。州都ホバートは、オーストラリア随一の美食都市であり、美しく静かな海などの光景を眺めながら味わう料理は格別です。

さらに、世界自然遺産の原生林が今も残り、島の約40%が国立公園や自然保護区。タスマニアン・デビルやカモノハシ、ウォンバット、リトルペンギンなど、オーストラリアの固有種を含む珍しい野生動物の観察も楽しめます。

表情豊かなオーストラリア。旅の目的ごとに楽しめる場所がある

image by:Tourism Australia

国土が広いオーストラリアでは、大自然のレベルが日本とスケールが違い、これにまず驚かされます。一方で、都市部では街歩きやグルメなども気軽に楽しめ、初めての海外旅行先としてもおすすめです。ワインが好き、サーフィンが好きといったリピーターも多くいます。

日本からオーストラリアまで、直行便で約7時間半~10時間半。ケアンズ、ブリスベン、シドニー、メルボルン、パースへの便があります。日本での発着空港は、東京(成田国際空港、羽田空港)と大阪(関西国際空港)です。

また、シンガポール、香港、台北、バンコクなど、東南アジアを経由する便も多数あります。直行便よりも経由便のほうが、運賃が安いこともよくあるので、旅行時間などに余裕があれば検討してみてもよいでしょう。

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